「たまには本でも読もうかなー」って思っても「で、どれが面白いん?」ってなって結局読まない方…
私のことや
活字を読みなさいよ!
まあ別に活字を読んでいるからって偉いとか一切ないですけど、
世の中には物凄く面白い小説がたくさんあるのに勿体ない。
私は小学生の時に「シャーロックホームズ」シリーズを全部読んでから読書に目覚めました。
そこで、今回は久しぶりに「本読もう」って方に
「まあ取り敢えずこれ読んでおけば間違いない」っていう小説をジャンル別に選びました。
- ファンタジー
- ミステリー
- 恋愛
- SF
- 人間ドラマ
- ライトノベル
いっぱい紹介したい小説はあるのですが、とりあえず今から紹介するやつから読んでみてください!
それではスタート!
ファンタジー
『獣の奏者』 上橋菜穂子
児童文学のノーベル賞にあたる、国際アンデルセン賞作家賞受賞! 世界的注目作家の新たなる代表作。リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが――。苦難に立ち向かう少女の物語が、いまここに幕を開ける!
引用元:獣の奏者 I闘蛇編 (講談社文庫) | 上橋菜穂子 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
『英雄の書』 宮部みゆき
森崎友理子は小学五年生。ある日、中学生の兄・大樹が同級生を殺傷し、失踪するという事件が起きた。兄の身を心配する妹は、彼の部屋で不思議な声を聞く。「君のお兄さんは、“英雄”に憑かれてしまった」。大叔父の別荘から兄が持ち出した赤い本が囁いた。『エルムの書』に触れ、最後の器になってしまった、と。友理子は兄を救い出すべく、英雄が封印されていた“無名の地”へと旅立った。
引用元:英雄の書(上) (新潮文庫) | 宮部 みゆき |本 | 通販 | Amazon
『新世界より』 上橋菜穂子
1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。
引用元:新世界より(上) (講談社文庫) | 貴志祐介 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
ミステリー
『氷菓』 米澤穂信
いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実──。何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ、登場!
引用元:氷菓 「古典部」シリーズ (角川文庫) | 米澤 穂信, 上杉 久代, 清水 厚 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
『聖女の救済』 東野圭吾
ガリレオが迎えた新たな敵、それは女
引用元:聖女の救済 (文春文庫) | 東野 圭吾 |本 | 通販 | Amazon
資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の妻に魅かれていることを察した内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…。
『容疑者Xの献身』 東野圭吾
天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、2人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
引用元:容疑者Xの献身 (文春文庫) | 東野 圭吾 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
恋愛
『東京タワー』 江國香織
待つのは苦しいが、待っていない時間よりずっと幸福だ-。ふたりの少年・透と耕二。そして彼等の年上の恋人。恋の極みを描く長編恋愛小説。
引用元:東京タワー | 江國 香織 |本 | 通販 | Amazon
『蹴りたい背中』 綿矢りさ
第130回芥川賞受賞作品。高校に入ったばかりの“にな川”と“ハツ”はクラスの余り者同士。やがてハツは、あるアイドルに夢中の蜷川の存在が気になってゆく……いびつな友情? それとも臆病な恋!? 不器用さゆえに孤独な二人の関係を描く、待望の文藝賞受賞第一作。
引用元:蹴りたい背中 (河出文庫) | 綿矢りさ | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
『世界の中心で、愛を叫ぶ』 片山恭一
高校2年生の朔太郎と、恋人のアキ。アキの死から、物語は始まる。ふたりの出会い、無人島への旅、そしてアキの発病、入院……。最愛の人を失うとは、どういうことなのか。日本中を涙させたラブストーリー。
引用元:世界の中心で、愛をさけぶ 小学館文庫 | 片山 恭一 |本 | 通販 | Amazon
『いちご同盟』 三田誠広
中学三年生の良一は、同級生の野球部のエース・徹也を通じて、重症の腫瘍で入院中の少女・直美を知る。徹也は対抗試合に全力を尽くして直美を力づけ、良一もよい話し相手になって彼女を慰める。ある日、直美が突然良一に言った。「あたしと、心中しない?」ガラス細工のように繊細な少年の日の恋愛と友情、生と死をリリカルに描いた長篇。
引用元:いちご同盟 (集英社文庫) | 三田誠広 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
『ツ、イ、ラ、ク』 姫野カオルコ
森本隼子。地方の小さな町で彼に出逢った。ただ、出逢っただけだった。雨の日の、小さな事件が起きるまでは――。渾身の思いを込めて恋の極みを描ききった、最強の恋愛文学。恋とは「堕ちる」もの。
引用元:ツ、イ、ラ、ク (角川文庫) | 姫野 カオルコ |本 | 通販 | Amazon
SF
『夏への扉』 ロバート A ハインライン
ぼくの飼い猫のピートは、冬になるときまって「夏への扉」を探しはじめる。家にあるドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。そして1970年12月、ぼくもまた「夏への扉」を探していた。親友と恋人に裏切られ、技術者の命である発明までだましとられてしまったからだ。さらに、冷凍睡眠で30年後の2000年へと送りこまれたぼくは、失ったものを取り戻すことができるのか──新版でおくる、永遠の名作。
引用元:夏への扉〔新版〕 (ハヤカワ文庫SF) | ロバート A ハインライン, 福島 正実 | 英米の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
『冷たい校舎の時は止まる』 辻村深月
雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう――。
引用元:冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫) | 辻村深月 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
人間ドラマ
『エイジ』 重松清
ぼくの名前はエイジ。東京郊外・桜ヶ丘ニュータウンにある中学の二年生。その夏、町には連続通り魔事件が発生して、犯行は次第にエスカレートし、ついに捕まった犯人は、同級生だった――。その日から、何かがわからなくなった。ぼくもいつか「キレて」しまうんだろうか?……家族や友だち、好きになった女子への思いに揺れながら成長する少年のリアルな日常。山本周五郎賞受賞作
引用元:エイジ (新潮文庫) | 清, 重松 |本 | 通販 | Amazon
『秘密』 東野圭吾
運命は、愛する人を二度奪っていく。
引用元:秘密 (文春文庫) | 圭吾, 東野 |本 | 通販 | Amazon
自動車部品メーカーで働く39歳の杉田平介は妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美と暮らしていた。長野の実家に行く妻と娘を乗せたスキーバスが崖から転落してしまう。 妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。 その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。 外見は小学生ながら今までどおり家事をこなす妻は、やがて藻奈美の代わりに 新しい人生を送りたいと決意し、私立中学を受験、その後は医学部を目指して共学の高校を受験する。年頃になった彼女の周囲には男性の影がちらつき、 平介は妻であって娘でもある彼女への関係に苦しむようになる。
『手紙』 東野圭吾
武島剛志と直貴は二人きりの兄弟だった。
引用元:手紙 (文春文庫) | 東野 圭吾 |本 | 通販 | Amazon
弟の大学進学のための金がほしくて、剛志は空き巣に入り、強盗殺人の罪を犯してしまう。
服役中の剛志から直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く。
しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる。
ある職場で疑いをかけられ、倉庫に異動させられた直貴のもとに現れた男性は、「差別はね、当然なんだよ」と静かに言うのだった――。
年月が流れ、家族を持った直貴は、ついにある決意をする。
人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。
『城の崎にて』 志賀直哉
「城の崎にて」の主人公”自分”は、東京山手線の電車にはねられ怪我をし、後養生に兵庫県の城崎温泉を訪れる。
引用元:志賀直哉と文学のまち – 城崎温泉観光協会 (kinosaki-spa.gr.jp)
ある日のこと、”自分”は小川の石の上にイモリがいるのを何気なく見ていた。
驚かそうと投げた石がそのイモリに当って死んでしまう。
哀れみを感じるのと同時に生き物の淋しさを感じている”自分”。
これらの動物達の死と生きている自分について考え、
生きていることと死んでしまっていること、それは両極ではなかったという感慨を持つ。
『川の名前』 川端裕人
菊野脩、亀丸拓哉、河邑浩童の、小学五年生三人は、自分たちが住む地域を流れる川を、夏休みの自由研究の課題に選んだ。そこにはそれまでの三人にとって思いもよらなかった数々の驚くべき発見が隠されていたのである。ここに、少年たちの川をめぐる冒険が始まった。夏休みの少年たちの行動をとおして、川という身近な自然のすばらしさ、そして人間とのかかわりの大切さを生き生きと描いた感動の傑作長篇。
引用元:川の名前 (ハヤカワ文庫JA) | 川端 裕人 |本 | 通販 | Amazon
『機関車先生』 伊集院静
瀬戸内にある小島・葉名島の全校生徒七人の小学校に、臨時の先生がやってくる。体が大きく、やさしいまなざしの先生は、幼少期の病気が原因で口がきけなかった。島の大人の心配をものともせず、子供たちは、実直な先生との心の触れ合いを通して、生涯忘れられない絆を深めていく。
引用元:機関車先生 新装版 (講談社文庫) | 伊集院 静 |本 | 通販 | Amazon
『博士の愛した数式』 小川洋子
[ぼくの記憶は80分しかもたない]博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。 引用元:博士の愛した数式(新潮文庫) | 小川洋子 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
『変身』 フランツ・カフカ
朝、目をさますと巨大な虫に変っている自分を発見した男―― グレーゴル・ザムザ。第一次大戦後のドイツの精神的危機を投影した世紀の傑作。
引用元:変身 (新潮文庫) | フランツ・カフカ, Franz Kafka, 高橋 義孝 |本 | 通販 | Amazon
ライトノベル
『涼宮ハルヒの憂鬱』 谷川流
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかましてくれた涼宮ハルヒ。そんなSF小説じゃあるまいし……と誰でも思うよな。俺も思ったよ。だけどハルヒは心の底から真剣だったんだ。それに気づいたときには俺の日常は、もうすでに超常になっていた――。第8回スニーカー大賞〈大賞〉受賞作、ビミョーに非日常系学園ストーリー!
引用元:Amazon.co.jp: 涼宮ハルヒの憂鬱 「涼宮ハルヒ」シリーズ (角川スニーカー文庫) eBook : 谷川 流, いとう のいぢ: 本
『旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。』 萬屋直人
世界は穏やかに滅びつつあった。「喪失症」が蔓延し、次々と人間がいなくなっていったのだ。人々は名前を失い、色彩を失い、やがて存在自体を喪失していく…。そんな世界を一台のスーパーカブが走っていた。乗っているのは少年と少女。他の人たちと同様に「喪失症」に罹った彼らは、学校も家も捨てて旅に出た。目指すのは、世界の果て。辿り着くのかわからない。でも旅をやめようとは思わない。いつか互いが消えてしまう日が来たとしても、後悔したくないから。記録と記憶を失った世界で、一冊の日記帳とともに旅する少年と少女の物語。
引用元:旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。 (電撃文庫) | 萬屋 直人, 方密 |本 | 通販 | Amazon
『電波女と青春男』 入間人間
宇宙人が見守ると噂されるこの町で、俺の青春ポイント獲得ミッション(具体的には女子との甘酸っぱい高校ライフ大作戦)はスタートした。「地球は狙われている」らしい。同居する布団ぐるぐる電波女・藤和エリオからの引用だ。俺の青春ポイントが低下する要因であり、本ミッションを阻害する根源でもある。天然癒し系な爽やか健康娘・リュウシさんや、モデルさんもびっくりの長身(コスプレ)少女・前川さんとの青春ポイント急上昇的出会いを経たにもかかわらず、俺の隣にはなぜか布団でぐーるぐるな電波女がいるわけで……。……俺の青春って、一体どーなんの?
引用元:Amazon.co.jp: 電波女と青春男 (電撃文庫) eBook : 入間 人間, ブリキ: 本
おわりに
いかかでしたか?
「王道の小説が多いなあ」と思われた方
結局「王道こそ正義なり」
つまり売れているもの、評価されているもの こそが結局は一番面白いのです。
とはいってもやはりまだ見ぬ新しい小説に出会いたいという方もいらっしゃると思うので
次回があればもう少しマニアックな小説も紹介できたらいいなーと思います。
江國香織さんの『東京タワー』だけは本当に読んで欲しいです。
↓江國香織『東京タワー』について語っている記事↓
ではまた!